SDGsの本質とは
サーキュラーエコノミーとは

自然豊かな八ヶ岳の麓にて
これからの企業のあるべき姿について
じっくり考える環境研修プログラムです

このプログラムは、日本の山を守り育てるために先駆的な取り組みを続けてきたアトリエデフが、持続可能な未来を考えたこれからの企業のあるべき姿や、
「環境×事業」のビジネスモデル、また森林保全をはじめとする環境問題についての知識やノウハウを、実践を交えながら伝える研修プログラムです。

これから大人になる子どもたちや
その次の世代の子どもたちに
我々はどんな社会を残せるでしょうか。


「持続可能な社会をつくることが大切なのはわかるけど、
何をすればよいのかわからない」


そう悩んでいる方に、ぜひご参加いただきたく思います。

私たちの行う研修プログラムは
机上の空論で終わるものではありません。
実際に森や竹林に入っていただき
五感をつかって得られる、深い気づきや学び
お届けします。

アトリエDEFってこんな会社です

“住まい手の方に「安心・安全」な暮らしを提供し、地球にも負荷をかけない徹底した家づくり”を理念に掲げるアトリエDEF。

私たちがつくる家は、素材・エネルギー・暮らしが循環する「小さな地球」です。

無垢の木や漆喰といった、自然素材を使って家づくりをしている工務店は全国にたくさんあります。
しかし、我々は接着剤やワックスといった、家づくりに使う細かな材料に至るまで一切手を抜かず、環境や人に優しい自然素材を全国から探して使用しています。
どうしてもまかなえない建材については、リサイクル可能なものや、環境負荷の少ないものを取り入れるようにしています。

ここまでこだわるのは、循環する暮らしを可能にするため。

自然のめぐみを享受し
使い終わったら自然に還せるものは還し
使えるものは再利用する。

環境と共存しながら豊かな暮らしを未来に向かっても持続していくために、我々は常により良い材料を求め、追求していく必要があります。

山を守り育てる

国産の木材を使うことは環境を守ることであり、
日本の森林を守ることでもあります。
日本の林業は衰退しつつあり、育った木が手付かずのまま
放置されているところも珍しくありません。
森や山は人が手入れをしなければ本来の機能を果たせず、
土砂災害の発生を助長したり、野生動物の棲家も奪います。
1軒の家をつくるには約180本もの木が必要ですが、
これを山から伐り出して使えば、山の手入れを促し、
日本の山を守っていくことができます。

森で伐採された木は、製材後、家の木材や家具、木工品になります。製材時に発生する端材は、バイオマス燃料となります。
家はリノベーションを繰り返しながら可能な限り使い続け、
解体後はバイオマス燃料になるか、最終的に土へと還ります。
伐採後は、再び植林・育林を繰り返し、家の木材などへと生まれ変わります。

アトリエDEFの循環モデル

家づくりには木材のほかにもさまざまな材料が使われます。
そのひとつひとつが、生物的サイクルまたは技術的サイクルの中で
資源循環する仕組みをつくっています。
木材や土壁などの自然素材は、再資源化して建材や家具材などに使うことができ、最終的には土に還ります。
金属類などの建材も、接着剤を使わないことにより再利用を可能にしたり、原料へ戻してリサイクルができる素材を使っています。
これにより、資源の使用と廃棄物の発生を最小限に抑えたサーキュラーエコノミーを、可能な限り実践しています。

また、すべての原材料についてトレーサビリティを明らかにし、
未来の人が家の建材を再資源化して使えるような仕組みづくりも
整えています。
(未来に伝えるプロジェクト)

環境事業チーム「環と環」について

アトリエデフ環境事業チーム「環と環」は、
未来の子どもたちにこの美しい地球を残すために活動しています。

環境問題は、だれにとっても自分ごとです。
業種も分野も関係なく、ひとりひとりが手をとり合って
小さな環をつくり、環と環をつなげて広げていくことで、
やがて大きな環になるはず。


たのしさを忘れずに、地道に真剣に取り組んでいます。


環と環について詳しく知りたい方は、
こちらのページをご覧ください。

なぜ、企業として環境問題に取り組む必要があるのでしょうか

気候変動にともなう異常気象や自然災害の増加など、
深刻な環境問題は人々の生活を脅かし始めています。

たとえば、日本の森林は充分な手入れがなされず、
荒廃が目立つようになりました。
荒廃した森林は、公益的な機能を発揮できず、
台風の被害を受けたり、大雨によって土砂災害を起こしやすく
なります。
近年も、各地で台風や大雨などによる土砂災害や倒木事故で、
莫大な被害が発生しています。

今後ますます増えることが予想される、これらの環境問題。
とくにこれからの社会を担う若い世代の関心度は高く、
企業にも環境問題への取り組みを求める傾向はいっそう強まって
います。

また、ESG投資やグリーンボンド等の投資トレンドも拡大しており
持続可能な社会のために取り組むことは、企業にとってますます
重要なトピックになっていると言えるでしょう。

SDGsの本質とは

一方で、近年環境に配慮した製品やサービスが一般化する中、
表層的なSDGsへの取り組みを「グリーンウォッシュ」として問題視する動きもあります。

消費者が自分の欲望を満たすだけでなく
社会問題解決のために行う消費行動「エシカル消費」が、
いま日本社会でも広まってきています。
いま消費者は、社会や企業に対してより本質的なSDGsへの
取り組みを求めています。

これからの企業に求められる「サーキュラーエコノミー」

今後市場のメインプレーヤーとなっていく若い世代は、
自分ごととして環境問題を真剣に考えています。
そんな中、これからの時代、社会や企業に求められるのは
「サーキュラーエコノミー(=循環型経済)」の考え方です。


長らく日本では「3R:リデュース(ゴミを減らす)・リユース(再利用する)・リサイクル(再資源化する)」が
環境に優しい取り組みとして伝えられてきました。


しかし3Rは、確かに環境負荷を低減させることはできますが、
かならずどこかでゴミが出てしまいます。

そこでいま世界的にも大きな潮流となっているのが
「サーキュラーエコノミー」です。


サーキュラーエコノミーは、
資源の使用と廃棄物の発生が最小限に抑えられる経済システムを
指します。再生可能エネルギーに依存し、有害な物質を最小化・
追跡管理したうえで、製品・部品・材料・資源の価値が可能な限り長期にわたって維持されます。

あなたの分野では現在
どのようなサイクルになっているでしょうか。
どうすれば、サーキュラーエコノミーをはじめとする
本質的な環境への取り組みを実現できるでしょうか。

本プログラムを受講して、一緒に考えてみませんか?

社員ひとりひとりの環境意識を高めるために

社員ひとりひとりの環境意識の高まりは、会社のメリットにもなる
「節水・節電」、「ゴミの削減」、「ペーパーレス化」などなど‥
企業でおこなっている環境への取り組みはいろいろあると思いますが、それらの多くが、環境保全に加えて経済的なコストダウンをもたらします。
例えばペーパーレス化であれば、紙の使用による森林伐採や印刷による二酸化炭素の排出を抑えられる環境保全効果はもちろんのこと、印刷代や保管代、印紙代などの経済的なコスト削減にもなります。さらに捺印・管理業務も削減できることで、労務コストの抑制も期待できます。

社員ひとりひとりが考え、これらの環境保全行動をおこなうようになれば、その効果はさらに大きくなります。

自分で森に入り、体感することで「自分ごと」になる
「環境研修」と名の付くものはたくさんあると思いますが、私たちアトリエデフ環と環がおこなっている環境研修プログラムは、ひとあじ違います。

たとえば、気候変動についての講演を聞いて、「なるほど確かに重大な問題だ‥」と思っても、セミナー後に自分で何かのアクションに移す人はどれくらいいるでしょうか?
頭では理解をしたとしても、数時間のセミナーを受け終わったあとには、それまでの日常に戻ってしまう人も多くいると思います。

私たちがおこなう環境研修では、座学のあと、実際に森に入って、自然の恵みや日本の山の現状を見ていただきます。そして、暮らしの中で実践できる自然との共生を体感していただきます。
文字や言葉だけで取り入れる知識とは違う、自分の五感で気づく深い学びが得られるはずです。深い学びや気づきは、ひとりひとりの心に残り、自分の仕事やライフスタイルを見直すことへと繋がります。


SDGsの本質を考える、充実の環境研修プログラムをぜひお試しください

■森林コース

日本の山の現状を学び、美しく健康な森を守りつないでいくにはどうしたらよいのか、森に入って実践します。
2daysプログラムでは、薪割り体験やかまどご飯など、自然とともにある暮らしを体験します。

なぜ森林を整備する必要があるのか?

健康な山はきれいな水や空気をつくってくれます。
私たちが生きていくためになくてはならない存在なのです。

■竹林コース

日本全国に広がっている放置竹林の問題を学び、実際に竹林に入って整備をします。
2daysプログラムでは、竹炭焼きや竹のお箸づくりなど、暮らしの中で使える活用方法を体験します。

なぜ竹林を整備する必要があるのか?

いま、日本の山はものすごい勢いで竹に浸食されています。
竹に覆われた山の木々は枯れ、土砂災害や生態系の崩れ、不法投棄など、さまざまな問題を引き起こしています。

ご利用イメージ

※2Daysプログラムのばあい

1日目

2日目

アクセス

お問い合わせ
watowa@a-def.com